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サクラサイトの手口

出会い系サイト詐欺(サクラサイト詐欺)は、いくつかのタイプに分けられます。
いずれも、メールやメッセージのやり取りをしている相手は、実在の人物ではなく、サイト運営業者の関係者(サクラ)であると考えられます。
相手が単なるサイト利用者だと思ってメッセージのやり取りをするうちに、気づいたら高額な利用料等が騙し取られてしまうというのがサクラサイト詐欺です。

気づいたら詐欺だった

財物供与型

医者や会社経営者といった、お金持ちを自称するサイト利用者(サクラ)から、「現金をプレゼントしたい」「資金援助をさせてほしい」というメール(メッセージ)が送られてきて、多額の利益が得られるような話が持ち掛けられるタイプです。
金銭を提供する理由は、純粋なプレゼントの場合もあれば、副業と称して、メールのやりとりをしたことの謝礼という場合もあります。

ただし、その金銭を受け取るためには、一定数のメールを送信しないといけないか、セキュリティの設定の費用や事務手数料が必要だという理由で多額の支払いを求められますが、結局費用だけ支払って金銭を受け取ることができないというのが特徴です。

交際供与型

芸能人やそのマネージャーを自称する人物から、「話し相手になってほしい」として接触があり、それを信じてメールのやり取りが繰り返されて、多額のポイントを購入することになるというタイプです。
話し合ってくれたお礼として金銭の提供を持ち掛けられるという、財物供与型の要素も含んだパターンもあります。

同情誘発型

自分が重い病気や障害を持っている、虐待を受けている、仕事で落ち込んでいるといった悩みを抱えている人物からメールが届き、同乗して話し相手になっているうちに多額のポイントを購入することになるタイプです。
この場合も、相談に乗ってくれたお礼として金銭の提供を持ち掛けられるという、財物供与型の要素を含んだパターンもあります。

疑似恋愛型

社会的地位のある肩書や、他人の写真(インターネット上から拾ってきた美男美女のもの)を利用して、恋愛感情を煽るようなメールから始まり、疑似恋愛に陥ってメールの交換を続けるうちに多額のポイントを購入することになるタイプです。
そのうち、個人情報の交換を持ち掛けられ、そのための設定(セキュリティやシステムの構築という名目)に必要な費用等と称して多額の費用の支払いやポイントの購入をを求められることもあります。

架空請求型

利用した覚えのないサイトから請求がきて、支払わなければ訴えるなどと記された高額な請求メールが届くタイプです。

その他

数は少ないですが、上記に当てはまらない特殊なタイプもあります。